吉川 和男(よしかわ かずお)
重大な他害行為を行った触法精神障害に関し、個体の脆弱性や環境ストレス等の相互要因、治療技法や効果判定、再発防止策に必要とされる医療体制ならびに法制度について、国際的な疫学調査および比較研究を実施する。
佐々 英達(さっさ ひでたつ)
臨床指標を用いた医療パフォーマンス評価は、医療の質を向上させるための有力な手法である。日米の代表的な事業についてその比較研究を実施する。
中田 喜文(なかた よしふみ)
少子高齢化社会における看護労働力需給ギャップとその是正策に関する国際比較分析~看護就労におけるワーク・ファミリーコンフリクト、労働市場環境、および看護医療の質を考慮して~
岡本 悦司(おかもと えつじ)
国際比較可能な医療の質指標の開発に関する日韓共同研究
青柳 哲(あおやぎ さとる)
欧米での基底細胞癌に対する最も代表的手術法は、”Mohs micrographic surgery”であり、一方、本邦では、標準治療法である拡大切除を施行している。本研究では、個々の症例の治療に要する時間やコスト、切除範囲の大きさなどといったQOLの観点から、その両者の違いを比較検討する。
藤原 恵一(ふじわら けいいち)
卵巣明細胞癌に対する国際共同ランダム化第Ⅲ相臨床比較試験におけるインターネットを用いた24時間登録・ランダム割付システムの開発
平安 良雄(ひらやす よしお)
科学的根拠に基づく精神科薬物治療のあり方に関する国際共同研究:統合失調症治療における多剤併用大量療法の問題の解決に向けて
中島 和江(なかじま かずえ)
高品質医療の提供と高収益医業を両立させる経営品質管理システムの研究-医療品質とコストのTrade−OffからWin−Win関係へ
出江 紳一(いずみ しんいち)
神経難病患者のQOL向上を目指す非薬物的介入の開発と効果の検証に関する研究
高山 浩一(たかやま こういち)
日本および韓国による肺癌の国際共同臨床試験を通して両国の臨床試験制度を検証する。
林 邦彦(はやし くにひこ)
更年期女性における保健医療行動の相違の日米比較研究−女性コホート研究結果の統合比較による保健医療評価−
高橋 泰(たかはし たい)
国際生活機能分類(ICF)普及および実用化を目的とした教育研修法の日米共同研究
今中 雄一(いまなか ゆういち)
医療の安全性を高め、診療のプロセスとアウトカムの適正化に繋げるため、臨床医学・医療教育にコンピュータ・シミュレーションを導入・普及する研究
佐々木 明子(ささき あきこ)
高齢者虐待予防と早期発見を推進する地域ケアシステムに関する国際的研究
東 純一(あずま じゅんいち)
ゲノム情報に基づく個別化適正医療が、臨床的および社会的有用性を実現するための条件を明らかにする。基礎データ収集のため、NAT2遺伝子多型による抗結核薬投与設計の費用対効果研究を日本・ドイツ共同で行う。
松尾 善美(まつお よしみ)
呼吸器・循環器疾患に対する理学療法士教育の国際比較研究
中村 正和(なかむら まさかず)
効果的かつ効率的な禁煙治療の普及方策に関する国際比較研究
坂巻 弘 (さかまき ひろゆき)
国内外で販売され、比較可能な医薬品の価格動向を薬効別に内外価格差と国内価格幅を対比し、新薬発売時価格の設定に際しての原価計算方式と類似薬効比較方式、外国価格調整のあり方を検討することを目的とする。