安川 文朗(やすかわ ふみあき)
本学では、昨年より医療の質と経営改善に関する「研究体制」を立ち上げた。昨年はジョンス・ホプキンス大学病院クリニカルパフォーマンス部長を招聘し、米国の病院における質管理の方法論を学んだ。今年度は、昨年度の成果をうけ、質の改善に向けた医療組織の再編方法および成果評価モデル作成を研究目標として掲げ、米国IOMが提唱する組織改善の適用可能性を研究するとともに、病院実務者家向けの公開セミナーを実施する
細田 瑳一(ほそだ さいち)
新薬の臨床試験結果の発表論文の持つ臨床的、科学的および倫理的問題
数間 恵子(かずま けいこ)
オランダで先行している家族性・遺伝性大腸癌の登録システムの実情とそのシステムによる癌死予防等の費用対効果、疾患関連遺伝子発見等の成果を紹介し、わが国の現状と比較し改善への示唆を得る
木村 真理子(きむら まりこ)
精神保健福祉における精神障害者リーダーシップ、アドボカシースキル開発研究とその成果評価 当事者の力の向上と地域精神保健福祉計画への関与、支援の担い手としてのスキル開発、相互支援力とリカヴァリの促進を目指す
荒川 唱子(あらかわ しょうこ)
アクションリサーチの方法論を検討するとともに、看護におけるアクションリサーチの過程とその評価方法について具体的な研究事例を用いて討論する
田城 孝雄(たしろ たかお)
途上国の健康問題に関する政治経済学的の研究状況に関する講演と討議