事 業 案 内

ヘルスリサーチフォーラム

ヘルスリサーチフォーラムは、第1回研究助成(1992年)の研究成果報告の場として、1994年に第1回を開催致しました。以降、毎年開催を重ね、今年で第28回を迎えました。
毎回テーマを決め、助成研究成果報告のみならず、討論会や講演会の実施、第3回からは一般公募による演題発表を行うなど、ヘルスリサーチの普及・浸透のための場となっております。
保健医療分野をはじめ、経済学、法学、社会学などの社会科学分野など、ヘルスリサーチらしい学際的な研究者の方々が参加されるとともに、ヘルスリサーチに関心のあるジャーナリストや一般の方々にも参加いただくことができるユニークなフォーラムです。


第30回ヘルスリサーチフォーラム

2023年12月9日(土)、10日(日)

少子化社会を乗り越えるヘルスリサーチ

【開催趣旨】
本フォーラムは、研究助成の成果発表のみならず、ヘルスリサーチを志す研究者に広く発表の場を提供することを目的とて、その年のフォーラムテーマに沿った一般公募による研究発表も行われる、ユニークな場として定着して参りました。
本年度の基本テーマは「少子化社会を乗り越えるヘルスリサーチ」です。
初日は、本年度のヘルスリサーチ研究助成受賞者の贈呈式が行われ、受賞者の皆さまには助成研究の概要のショートプレゼンテーションを行なっていただきます。
午後からは、ヘルスリサーチフォーラム30周年を記念したシンポジウムを開催致します。本年度のヘルスリサーチフォーラムは、2021年度の助成研究を中心に、今年の一般公募3題を含め30題の成果発表が行われます。
すべてのプログラムをご視聴いただくことができます。皆さまのご参加をお待ちしております。


ヘルスリサーチフォーラム30周年記念シンポジウム

当フォーラムは、今年で30回目を数えます。これまでには、日本の高齢社会に関するテーマを数多く取り上げて参りましたが、昨年の「次世代のヘルスリサーチを目指して」をターニングポイントとして、日本社会のもう一方の課題である "少子化社会" に目を向け、今年のテーマは、「少子化社会を乗り越えるヘルスリサーチ」と致しました。
ご承知のように、日本の少子化傾向は、1970年代半ばからすでに始まっていたと言われており、現在まで約半世紀にもわたり日本社会の大きな課題であり続けています。そして、まだ具体的な解決策が見出せない中、今般の新型コロナウィルスパンデミックが、この問題を更に深刻化させたと言われています。
『ヘルスリサーチフォーラム30周年記念シンポジウム』では、日本の「少子化社会」を、私たちが "乗り越える" ためにはどのような視点が必要なのか、また、ヘルスリサーチ研究のテーマとして「少子化社会」を、どのような切り口で捉えることができるのか、お二人から基調講演として御提言を頂きます。
パネルディスカッションでは、「少子化社会」の現状についてお二人のパネリストにご専門分野から整理・分析していただき、その後、基調講演のお二人も交え、ディスカッションしていただきます。
ヘルスケアをはじめとする様々な社会的課題が、日々の生活の中でこれまで以上に身近に感ぜられるようになった今日、多様な価値観を持つ人々が一つの社会を形成している中で、どのように最善の道を選択し、「少子化社会」を乗り越えて行けばよいのでしょうか。
「少子化社会」という日本の大きな社会的課題を様々な御立場から考え、行動する機会としていただきたく、多くの皆さまの視聴ご参加をお待ちしております。

開催日時2023年12月9日(土)9:15~17:30、10日(日)9:15~17:00
一般参加者オンライン開催(Webexウェビナー)
プログラム 1日目:12月9日(土)9:15~17:30
  • 2023年度研究助成贈呈式
  • ヘルスリサーチフォーラム30周年記念シンポジウム
    『少子化社会を乗り越えるヘルスリサーチ』
  • 第30回ヘルスリサーチフォーラム – Session 1

2日目:12月10日(日)9:15~17:00
  • 第30回ヘルスリサーチフォーラム – Session 2 ~ Session 8
後 援厚生労働省
協 賛一般財団法人 医療経済研究・社会保険福祉協会 医療経済研究機構

第30回ヘルスリサーチフォーラムへの参加者募集は締切らせていただきました。

>> 過去のフォーラムの講演録はこちら